部屋が消滅しかし逆境を乗り越え
掴んだ優勝史上6位での年少記録で
九州場所初優勝の貴景勝
栄高校は創立40年を超え
40周年の記念事業として
2016年に現在の新校舎を建設しました。
その歴史の中で埼玉栄高校のクラブは
運動部・文化部を合わせ現在67クラブあります。
その多くのクラブが名門・強豪と言われる
クラブが多数存在します。
その中に埼玉栄中学・高等学校相撲部があります。
新校舎案内の記事の中で栄高校の職員室の入り口に
相撲の番付発表が額に収められいると書きましたが
栄高校から角界にこれまでたくさんの力士を輩出しています。
引退され部屋を持つ親方から
現在も活躍している力士がたくさんいます。
今回優勝した貴景勝もその一人です。
栄高校相撲部はこの夏のインターハイに
31年連続35回目の出場をし
相撲競技は2018年8月5日に個人戦決勝
6日に団体戦決勝が行われ
栄相撲部は保健体育科3年 斎藤大輔君が個人戦優勝
団体戦は3年ぶり10回目の
優勝を果たしました。
♦栄高校出身力士一覧
【引退】
追風海
豊真将
出羽平
栃栄
大翔大
清瀬海
山本山
そして2017年には栄高校相撲部から3人が入門しました。
光宗泰成(当18)=高知県出身、阿武松部屋
手計富士紀(当18)=千葉県出身、佐渡ケ嶽部屋
塚原隆明(当18)=埼玉県出身、春日野部屋
また元横綱大鵬の孫で、納谷幸之介(大嶽部屋)などがいます。
埼玉栄はモンゴル人には頼らず、日本全国から
有望な人材を集めて鍛えることで実力を上げてきました
現在までに輩出した大相撲力士は
なんと40人以上います。
その中でもなんといっても豪栄道でしょう
※2016年には大相撲九月場所全勝優勝を果たした
大関 豪栄道関が母校に凱旋!
そして今回の貴景勝の優勝です。
今場所貴乃花親方の相撲協会からの退職で
貴乃花部屋から千賀ノ浦部屋へ移籍後
部屋としても初めての賜杯
22歳3ケ月での初優勝となりました。
特に今場所は3横綱不在の異例の場所となり
所属場所、師匠、生活などの面で
すべて変化を余儀なくされた環境の
苦難を乗り越え見事優勝しました。
今回優勝のほかに
自身3回目の殊勲賞と
2回目の敢闘賞も獲得
https://twitter.com/takanobu170417